ロシアは実効支配するクリミア東部のフェオドシヤ港で揚陸艦「ノボチェルカスク」がウクライナのミサイル攻撃で損傷したと発表した。
国営ＲＩＡノーボスチ通信によると、ロシア国防省は損害の程度を明らかにしていない。ロシアが創設した「クリミア共和国」のアクショーノフ首長は、フェオドシヤでは１人が死亡、２人が負傷したと通信アプリのテレグラムに投稿した。
ロシアとクリミアを結ぶ橋近くのロシア艦船（2023年７月）
Photographer: STRINGER/AFP
大型の軍艦を持たないウクライナだが、ミサイルと無人艇（水上ドローン）を活用し、この地域におけるロシアの海上支配に挑んでいる。
ウクライナ空軍は26日、巡航ミサイルで現地時間午前２時30分ごろにノボチェルカスクを攻撃したとテレグラムを通じ発表した。
ロシアが2014年にウクライナから不法に併合したクリミアは、数カ月にわたりウクライナによるドローン・ミサイル攻撃の標的となっている。
原題：Russia Says Ukraine’s Strike Damaged Warship in Crimean Port (1) （抜粋）
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