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これに対して、ウクライナの代表は、前日の29日にロシアがウクライナ各地で行ったミサイルや無人機による攻撃で多数の死傷者が出たことを強く非難しました。
ただ、ウクライナの代表はロシア西部への攻撃について言及しませんでした。
欧米各国は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が根本的な原因だとして、ロシア軍の即時撤退を求め、このうちフランスのドリビエール国連大使は「ウクライナは国連憲章に基づいて自国を防衛しているが、ロシアはそれを踏みにじっている。ロシアは侵略戦争をやめなければならない」と述べました。
一方、アフリカや南米の理事国の間からは、ロシアとウクライナ、双方に対し、民間人の犠牲を減らすため、緊張の緩和や、和平の実現に向けた対話や交渉を求める声もあがりました。
このうちモザンビークの代表は、ロシア西部への攻撃に強い懸念を示した上で「暴力が双方の対立をエスカレートさせていることを示していて、地域や国際社会の平和と安全への脅威だ」と指摘しました。
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